院長ブログ

2018年8月

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稲川歯科医院 院長ブログ

イギリスロンドンでの国際歯科研究学会(IADR)に参加しました。

先日、ロンドンで開催されたIADR(International Association for Dental Research 国際歯科研究学会)に参加しました。 今回は、私の大学院の時に行った研究について、ポスター発表する機会があり、ポスター作成にも参加させていただきました。 IADRは、歯科系の海外ジャーナルにおいて、インパクトファクターが最高のJournal of Dental Researchと関連する学会で、そこに自分の研究が発表されたのは、とても喜ばしく思いました。 発表されていた他の研究分野は、多岐にわたりましたが、私が多く時間を割いた弾性率の測定に関しては、様々なものを対象に行われ、また新たな方法が発表されておりました。そのようなことを知ることもできました。 地道な基礎的研究は臨床と結び付くまで時間がかかりますが、このような研究の積み重ねで患者さんの治療が少しずつ良くなってくることを期待しています。 今後もなるべく研究に携わりつつ、歯科臨床を行なっていきたいと思います。

補綴歯科学会に参加しました。

岡山での補綴歯科学会に参加しました。 補綴とは失った歯の部分や機能を補う治療です。 根の治療や歯周病、ホワイトニングなどの治療を終えて、最後に歯を被せたり、ブリッジや入れ歯を完成させる最後を担う補綴ですが、網羅する範囲としては歯列矯正や審美的要素、インプラントにおける外科的な側面など多岐にわたります。 今は、高齢化の中で、いかに長く生活の質を保ち続けていくかが重要視されます。歯科分野でできる範囲は限られますが、咀嚼・嚥下などの口腔内・周囲機能の低下や、それに付随した全身疾患などの問題が起こります。我々歯科医としては、口腔機能をなるべく長く良い状態で保てるように、補綴設計や義歯・口腔内メンテナンスなどを行い、より長く自分の口から食べられるようにサポートさせていただけたらと思います。 また、睡眠時無呼吸症候群(SAS)について、医師と歯科医の双方から講義がありました。診断には専門機関と連携が必要と考えられ、歯科が介入できるのは、口腔内の装置作成など限られますが、SASによる障害は大きいことがあるため、私にできることは担っていきたいと思います。 また、今回の補綴学会では総義歯や部分床義歯について、多くの発表や講演がありました。 歯の保存技術が向上した分、抜歯後に義歯を作る際は、顎堤の条件が悪くなったりと、義歯を含めた補綴の難易度が高くなっています。 それに対して、個人個人の抱えている口腔内の状況や、現義歯における問題点、審美的な希望などは異なります。 ですので、一人一人に合わせた問題点を一つ一つ抽出し、インプラントも視野に入れながら、より良い補綴計画を立てて進めていけたらと思います。

歯内療法症例検討会に出席しました。

今回は歯根端切除における搔爬についての講義がありました。 歯根端切除は根管治療を行っても治癒が困難な場合に行われることがある外科的な治療法ですが、肝心の歯根を切除する前の搔爬によって、歯根を露出させ、明視野内で感染した歯根を切除します。そのため、搔爬によって肉芽や根尖孔外物質をしっかり除去するのは重要です。搔爬のために適切な器具を用いることも重要です。 また、前歯部の症例において、小帯位置を考慮した切開線の設定位置や、縫合針・糸の使い方についても説明していただき、とても勉強になりました。 知識や手技を確認し続け、今後の治療に役立てていきたいと思います。

歯内療法勉強会に参加しました。

先日、歯内療法勉強会に参加しました。 今回は、症例の報告や相談があった後、歯根端切除における切開・剥離の各論について講義がありました。 他の歯科医師の症例を拝見すると、自分だったらどうするかな、とか、他の先生ならどう考えるかなど、実際に聞かせていただくことができるので、他との共通点や違いを知ることができて勉強になります。今後に生かせていけると思います。 また、切開・剥離は、歯根端切除の術野を明示し、術後の治癒に関わる大事な部分です。 顕微鏡下で用いる実際の使用器具から、切開線の設定位置、気をつけるべき解剖学的部位などを確認しつつ、活発なディスカッションもあり、勉強になりました。 私は、歯根端切除や歯周外科など保存のための外科処置を顕微鏡下で行いますが、勉強会に参加させていただきつつ、自分の診断から手術手技までをさらに磨いていきたいと思います。

歯内療法勉強会に参加しました。

先日、歯内療法の勉強会に参加しました。 最初に、歯根破折の症例相談や、歯の移植後の経過を追った報告がありました。 その後、歯根端切除における、注意すべき全身疾患として、高血圧症や糖尿病、抗血栓療法受診者、ビスフォスフォネート製剤服用患者について注意点などを学び、浸潤麻酔について刺入点や容量などについても勉強しました。 このような話しを繰り返し確認し続けていきながら、少しずつ新しくなっている情報を知り、様々な状況の患者さんに対してスムーズに治療ができるよう努めていけたらと思います。 勉強会後の懇親会での情報交換でも、多くの話しを聞かせていただき、有意義な時間を過ごすことができました。同じ治療をするにあたり、歯科医師によって治療方法が異なる部分は多々あると思いますが、他の歯科医師がどのような方法を採用しているかを知り、今後のより良い治療をしていくための刺激を得ることができました。 自分が歯科医師として最初の頃から努めて取り組んできている歯内療法について、患者さんに対してより良い方法を提案し、治療していけるように、このような学びを続けていきたいと思います。