院長ブログ

2019年3月

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補綴学会支部会への出席

先日、補綴学会支部会に出席しました。 補綴(ほてつ)とは形が崩れた歯を被せ物などで歯の形に戻したり、歯が無くなった部分をブリッジや入れ歯、インプラントで回復させる治療のことです。 中でも症例発表は興味深く拝見しました。元々は歯の痛みや、噛みにくいことがきっかけで歯科医院に行った患者さんでも、実際は顎の位置がずれていたり、他の歯も痛んでいたり、多くの問題を抱えている患者さんの症例がありました。そういった患者さんへの治療は年単位に及ぶことがありますが、インプラントを使わない、取り外し式の入れ歯やブリッジでの補綴治療後、長く安定している治療の発表を見てきました。 実際には患者さんと歯科医師による共同作業で、必ずしもスムーズにいくとは限らないと思いますが、しっかりとした診査・診断のもと、治療後も長く使えるよう丁寧な治療を心がけていきたいと思います。