院長ブログ

2018年12月

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入れ歯

母校で補綴の講演を聞いてきました。

4人の異なる専門の先生の講演を聞きました。 ○審美歯科: コンポジットレジンについて 歯の切削量が少ない症例や、研磨についての話を聞きました。コンポジットレジンは型を取らずに直接詰めることができますが、窩洞形成はクラウンと同じように丁寧にやると聞きました。私も用いているように、顕微鏡下での処置が必要になると思いますし、私もコンポジットレジンを用いた修復は積極的に行なっています。 セラミック修復について 近年強度がしっかりしたe.maxやジルコニアが出てきているので、金属を使わずに歯を修復できる可能性が上がってきています。ジルコニアは当初色に問題がありましたが、近年審美性が上がってきて、今後もその傾向は進みそうです。接着ステップも丁寧に行うことが大事です。当院も多くのセラミック修復を行なっていますが、接着操作にはしっかり時間を確保して、後日の確認も含めて丁寧に行なっています。しかし、きれいに歯を治すにしても、当たり前ですが、かみ合わせをしっかり整えた上でじゃないと審美は成り立たないということは大事だと思います。 ○インプラント: インプラントに関して、長期的に維持できるように、また修理などが容易にできるような部品を選ぶ必要があります。そのためのインプラント体やアバットメント、上部構造を選び、なるべく力を分散させて問題の起きにくい構造で、問題が起きても容易に対処できるような構造を目指していく必要があります。 ○ジルコニアやe.maxの接着: 金属の被せ物とは異なり、セラミックの種類によって適した接着手順を追っていく必要があります。 ○インプラントオーバーデンチャー: 下顎を総入れ歯にするにしても、インプラントを1-2本埋入する方法があります。そうすることで、総入れ歯だけの時よりも安定して入れ歯を使えるようになることがあります。

補綴学会東京支部会へ参加しました。

先日、補綴学会東京支部会へ参加しました。 今回は東京近辺の大学による学会でした。 専門医試験の症例を拝見しましたが、多数の歯が欠損することで、またそれを放置することで顎の位置や歯の位置が動いてしまっていることがあります。それを被せ物やブリッジ、入れ歯、インプラントなどを用いて治していくのはある程度の長期間がかかることがあります。 補綴の技を駆使した症例の発表は見ごたえがあり、勉強になりました。 また、いくつかの講演を聞いてきました。 肺炎やCOPDに関して。入れ歯には多くの菌やプラークが多いので、金具の所や粘膜に接する所をしっかり清掃することが大事です。高齢化に伴い口腔内細菌由来の誤嚥性肺炎が50代以降で増える傾向にあり、また慢性閉塞性肺疾患(COPD)への悪影響を及ぼす可能性がありますので、歯周病治療などの口腔ケアによって予防していく必要があると思います。 また、今デジタル技術を用いて短期間で入れ歯を作る方法が試みられています。まだ研究機関などに限られますし、作れるものも限られますが、コンピュータの発想も取り入れることによって、人間では思いつかない軽量化された入れ歯のフレームを設計することもあるようですので、今後も注目しつつ、実践で取り入れられるようになったら用いていきたいと思います。

補綴歯科学会に参加しました。

岡山での補綴歯科学会に参加しました。 補綴とは失った歯の部分や機能を補う治療です。 根の治療や歯周病、ホワイトニングなどの治療を終えて、最後に歯を被せたり、ブリッジや入れ歯を完成させる最後を担う補綴ですが、網羅する範囲としては歯列矯正や審美的要素、インプラントにおける外科的な側面など多岐にわたります。 今は、高齢化の中で、いかに長く生活の質を保ち続けていくかが重要視されます。歯科分野でできる範囲は限られますが、咀嚼・嚥下などの口腔内・周囲機能の低下や、それに付随した全身疾患などの問題が起こります。我々歯科医としては、口腔機能をなるべく長く良い状態で保てるように、補綴設計や義歯・口腔内メンテナンスなどを行い、より長く自分の口から食べられるようにサポートさせていただけたらと思います。 また、睡眠時無呼吸症候群(SAS)について、医師と歯科医の双方から講義がありました。診断には専門機関と連携が必要と考えられ、歯科が介入できるのは、口腔内の装置作成など限られますが、SASによる障害は大きいことがあるため、私にできることは担っていきたいと思います。 また、今回の補綴学会では総義歯や部分床義歯について、多くの発表や講演がありました。 歯の保存技術が向上した分、抜歯後に義歯を作る際は、顎堤の条件が悪くなったりと、義歯を含めた補綴の難易度が高くなっています。 それに対して、個人個人の抱えている口腔内の状況や、現義歯における問題点、審美的な希望などは異なります。 ですので、一人一人に合わせた問題点を一つ一つ抽出し、インプラントも視野に入れながら、より良い補綴計画を立てて進めていけたらと思います。

補綴学会に出席してきました。

補綴学会に出席してきました。 今回は、インプラント関連のお話しから、歯科医師と歯科技工士の連携について、顎関節症について、総義歯、全顎的な補綴治療について、など様々なお話しが伺えました。 歯科医師と歯科技工士の連携をしっかりとって治療するのは非常に重要です。歯科医師が歯の形を形成し、印象採得した型からおこされる模型を元に詰め物や被せ物を歯科技工士の方に作ってもらうわけですが、双方でしっかりとしたコミュニケーションをとり、場合によってはセラミックの色調などを写真でお伝えすることによって、適合や機能だけでなく審美的にも良い詰め物・被せ物・ブリッジなどを作製してより長く使っていただけたらと思います。 また、全体的な歯の治療が必要な場合は、総入れ歯や部分入れ歯、ブリッジなどを用いて治療していくことがあります。今のかみ合わせを診査し、必要ならかみ合わせを修正し、噛むことも、また見た目にもしっかり整った状態になるように治療していきます。治療は場合によって長期間必要なこともありますが、一つ一つの歯を丁寧に治していくと、後々の歯の持ちがよいので、腰を据えて治療にに取り組むののが重要なこともあります。 全てをインプラントで治療するAll-on-4や、前歯部インプラント治療についてなど様々なお話しが聞けました。 なるべくこのような学会に出席して、研鑽を積み、患者さんへいい治療をしていきたいと思います。

口腔外バキュームを設置しました。

最近、義歯や被せ物などの補綴治療(歯を補う治療)が増えてきましたので、補綴治療の際、義歯などの調整のときに出る削りカスを吸うための口腔外バキュームを設置しました。 今後は、総入れ歯や部分入れ歯、ブリッジや被せ物などの補綴治療にも、より一層力を入れていきたいと思います。

歯科技工士さんの講演を聞きに行きました。

歯科技工士の腕は、かぶせ物や詰め物、義歯を作っていく上で重要です。 先日、講演を聞いた歯科技工士の方はアメリカでも活躍されていた日本人の方で、今よりも材料が発達していないときから審美的なかぶせ物の技工で高い評価を得ていたようです。 治療した被せ物や詰め物、入れ歯などが長くお口の中で保たれるためには、歯科医師のみならず、歯科技工士の知識や技術も非常に重要で、双方で連携していく必要があります。 当院でも、歯科技工士との連携は、技工指示書にしっかりコメントを記入して伝えるだけでなく、場合によってはお口の写真をメールで送ったり、実際に電話で相談したりしていい歯を作るためのことを行っています。 患者さんごとになるべく最善、最良と考えられる治療法を提案して、相談して、決めていきたいと思います。

歯列矯正の講演を受講してきました。

先日母校で、歯列矯正のお話しを伺ってきました。 矯正とは、歯や顎を動かすことによって歯並びや顎の形態・位置などを変えていく治療法です。幼少期や10代くらいに行われる矯正治療は一般的ですが、むし歯治療や無くなった歯を補う治療においても効果を発揮する場面があります。 むし歯や歯周病で歯が無くなってしまったあと、そのまますき間を補うのではなく、残った歯を理想的な位置や傾きにすることで、その後のブリッジやインプラントを安定して使うことが期待できることがあります。 むし歯などで歯を治療しても、なるべくその歯が長くもつために、矯正が必要になってくる場面もあります。 当院でも、矯正治療が必要な場合、状況によっては専門家と連携をとりながら、またはこちらでも実際に矯正を行って、全体でしっかりバランスのとれた歯の状況にしていきたいと思います。

金属のバネが目立ちにくい入れ歯

取り外し式の入れ歯を入れても、金属のバネが目立ち、気になる方もいらっしゃると思います。 金属を全くゼロにすることはできませんが、前の方の金属は少な目にすることができることもあります。 写真は金属が目立たないように入れ歯を作りたいとおっしゃった方の写真です。 唇側のバネはなく、金属が目立ちにくい入れ歯になりました。

左下が治療前、右下が治療後です。上顎には総義歯、下顎には頬側に金属のバネが見えない取り外し式の入れ歯が入りました。

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補綴学会支部会への出席

先日、補綴学会支部会に出席しました。 補綴(ほてつ)とは形が崩れた歯を被せ物などで歯の形に戻したり、歯が無くなった部分をブリッジや入れ歯、インプラントで回復させる治療のことです。 中でも症例発表は興味深く拝見しました。元々は歯の痛みや、噛みにくいことがきっかけで歯科医院に行った患者さんでも、実際は顎の位置がずれていたり、他の歯も痛んでいたり、多くの問題を抱えている患者さんの症例がありました。そういった患者さんへの治療は年単位に及ぶことがありますが、インプラントを使わない、取り外し式の入れ歯やブリッジでの補綴治療後、長く安定している治療の発表を見てきました。 実際には患者さんと歯科医師による共同作業で、必ずしもスムーズにいくとは限らないと思いますが、しっかりとした診査・診断のもと、治療後も長く使えるよう丁寧な治療を心がけていきたいと思います。

日本補綴歯科学会

5月26日27日と日本補綴歯科学会に参加してきました。

むし歯や歯周病、外傷などで保存できない歯を取り除いた後は、

入れ歯やブリッジ、インプラントなどの処置が必要になります。

これらの処置は補綴と呼ばれます。

患者さん一人ひとりにあった補綴処置を心がけていきたいと思います。