□インプラントは痛いですか?
□インプラントと骨の結合
□インプラントは100%成功するのか?
□インプラントは何年持つのか?
□インプラントは身体に悪影響はないですか?
□インプラントは年齢に関わらず、どんな人でもできますか?
□インプラントの治療費は高すぎるのではないですか?
□インプラントの術前、術後の注意は?
□インプラントの歴史(準備中)
インプラントは痛いですか?
痛みは誰にとってもいやなものですが、一般的にいってインプラント手術に伴う術後の疼痛は多くの場合非常に少なく、“思ったほど痛くありませんでした”とおっしゃる方が殆どです。当院は患者さんに可能な限り痛みを与えないように努力して
います。
しかし、インプラントは小手術の一つですから多くの患者さんは前の日から緊張し、人によっては眠れない夜を過ごす方も
いらっしゃいます。そのような方には精神安定剤を飲んでいただき、ゆっくりとお休みいただきます。
手術当日は、まず口腔内の清掃、消毒後、次に麻酔に移ります。麻酔には二つの方法があります。
一つは静脈鎮静麻酔下での手術、もう一つは通常の局所麻酔下での手術です。静脈鎮静麻酔は全身麻酔の一種で、これは意
下鎮静麻酔といわれるようにどこかに意識が残っており、お酒に酩酊した状態に似た状況になります。その後通常の局所麻酔
を行いますので手術中の痛みや不安感は全くありません。静脈鎮静麻酔をご希望される方には、大学病院麻酔科より麻酔医を
派遣してもらいます。
また通常の局所麻酔で行う場合は、術野に表面麻酔を塗布し麻痺させてから針を刺しますので、痛みを感じずに麻酔をかけるこ
とができます。
インプラントと骨の結合
インプラントは純チタンでできております。他のいかなる物質も生体内では異物排除機転が働き、自然と脱落します。ところが不思議なことにチタンは骨と強固に結合し、一旦結合した物を除去することは非常に困難を伴います。
この現象は、スエーデンのイエテボリ大学教授、PI.ブローネマルク博士により発見されました。1952年に始まったウサ
ギ腓骨の骨髄内微少血管の研究に際し偶然に骨とチタンが形態的、機能的に直接結合することを発見しました。この現象をオ
ッセオインテグレーションンといいます。この偉大な発見により私たちは今日のインプラント治療を享受することができるの
です。
インプラントは100%成功するのか
1965年P.I.ブローネマルク教授により世界で初めてインプラントが埋入されました。以来世界中で焼く100万人の方がインプラントの恩恵を受けています。
この間、成功率について多くの研究がなされておりますが、それらのデータによりますと、上顎で97%、下顎で98%と
されています。のこり数%が失敗ということになりますが、この原因は、手術時の感染、骨のドリリング時のオーバーヒート、
骨質の状態、無理な設計、周囲の歯の健康状態(歯周病など)、噛み合わせの状況、メンテナンスの状態等が主な物です。これ
らの要素は注意深い施術により充分避けることができます。
インプラントは何年持つのでしょうか?
ではどの位持つのでしょうか、10年後の生存率は95%と言われております。但しこれは平均寿命であって、定期的なメインテナンスを受けることでこの日数を伸ばすことが可能です。
インプラントは身体に悪影響はないですか?
インプラントは純チタン製であり、生体の異物排除機転が働かずアレルギー反応は滅多に現れません。また、骨粗鬆症については、以前は適応外であると言われていましたが、最近の多くの研究により一次手術後から二次手術ま
での期間を通常より充分に取ることによって、インプラントと骨とが完全に結合することが分かってきました。
糖尿病、心臓疾患、放射線障害などの持病をお持ちの方は、主治医と相談の上決定いたします。
インプラントは年齢に関わらず、どんな人でもできますか?
成長期を除き、とくに制限はありません。インプラントが骨と結合するメカニズムは、皮膚に出来た傷がなおるメカニズムと同じです。
ご高齢の患者さんの場合は、若い方に比べまして新陳代謝が低いため、創傷治癒の期間は若干長くなります。例えば、皮膚
の傷の治りと同じように、若い方に比べますと少し長くなります。しかし必ず直ります。これと同じようにフィクスチャー
が骨と結合する期間を通常より長くとることによって、充分に骨とフィクスチャーが結合することができます。
インプラントの術前、術後の注意は?
インプラントをセットした後は、ご自分の歯と同じようにご家庭でのブラッシングが、また定期的な歯科医院でのクリーニングとチェックが非常に大切です。
インプラントは虫歯にはなりませんが,ブラッシングが不足しますと歯周病菌がインプラント周囲に増加し
歯肉に炎症が起こり、歯周病と同様の症状が起こります。また噛みあわせの調整も大切です。
これらの事を励行する事により、長くご自分の歯としてお使いになられます

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