昨日は歯内療法症例検討会に参加してきました。毎月の定例会に加え、半年に一度大勢の人が集まる今回の会では、100人以上の多くの方がいらしていました。
今回は、前回に引き続き病理の下野正基先生から、リバスクラリゼーションについてのお話しがあり、最近の論文から多くの引用された写真や考察が述べられており、非常に勉強になりました。
幼若永久歯の根尖性歯周炎において、従来のアペキソゲネシスではなく硬組織の形成を促すリバスクラリゼーションですが、根管内にできる組織は象牙質ではなく、セメント質や骨組織のようです。その硬組織を修復と考え、臨床上は進めていくというお話しもありました。
また、会では根管内部吸収や外傷歯後の失活についてもお話しがあり、自分が普段目にしている症例に対しての知見を増やせたと思います。
こういった会でのいろんな先生方の刺激をもらって、自分も成長し、よりよい治療をしていきたいと思います。
