先日、歯内療法の勉強会に参加しました。
最初に、歯根破折の症例相談や、歯の移植後の経過を追った報告がありました。
その後、歯根端切除における、注意すべき全身疾患として、高血圧症や糖尿病、抗血栓療法受診者、ビスフォスフォネート製剤服用患者について注意点などを学び、浸潤麻酔について刺入点や容量などについても勉強しました。
このような話しを繰り返し確認し続けていきながら、少しずつ新しくなっている情報を知り、様々な状況の患者さんに対してスムーズに治療ができるよう努めていけたらと思います。
勉強会後の懇親会での情報交換でも、多くの話しを聞かせていただき、有意義な時間を過ごすことができました。同じ治療をするにあたり、歯科医師によって治療方法が異なる部分は多々あると思いますが、他の歯科医師がどのような方法を採用しているかを知り、今後のより良い治療をしていくための刺激を得ることができました。
自分が歯科医師として最初の頃から努めて取り組んできている歯内療法について、患者さんに対してより良い方法を提案し、治療していけるように、このような学びを続けていきたいと思います。