2018年10月26日
稲川歯科医院では、丁寧な治療を心がけています。
最初にレントゲン撮影や歯周病チェック、お口の中の写真撮影、歯型の採取などの患者さんそれぞれのお口の中の資料から、単にむし歯を削って詰めるだけでなく、なぜむし歯になったのか、今後繰り返さないためにはどうしていけば良いのかを考えながら、お口の中全体を良くしていけたらと思っています。
そのためには、まずはしっかり歯のお掃除ができているか、できていなければやり方がわかるようにお手伝いさせていただけばと思います。
また、実際に治療に入った時は、顕微鏡や場合によってCTも使って、精密に診査し、治療していきたいと思います。
歯や支えていると骨の形や質は、人によって様々で、同じ場所の歯であっても根の形は異なってきます。
そういったことを一つ一つしっかり把握しながら、ワンステップずつ確実に処置を進めていきます。
むし歯を取り除くことや根の中を消毒すること、歯に接着材を使うこと、形を整えること、精密に型をとること、歯の形や色彩を歯科技工士さんとしっかり連携をとること、かみ合わせを調整することなど、一つずつを丁寧に進めることで、質の高い治療を行うことができますし、そうすることで治療後の歯が長く使えるようにしていきたいと思います。
治療後は、患者さんごとに最適な期間でメインテナンスに通っていただき、患者さんがより長くお口の中の健康が保てるように努めていきたいと思います。
2018年10月15日
今日は歯内療法の勉強会に参加してきました。
今日は、歯根端切除における切断面観察と逆根管窩洞形成についての講義がありました。
歯根端切除術について、ここまで丁寧にステップごとに学べる場はなかなかないと思いますが、私自身歯根端切除に取り組む時は、各ステップごとに確実に進めていきたいと思います。
また、歯のホワイトニングにおいて、失活歯の変色に対しては、歩きながらホワイトニングできるということで、ウォーキングブリーチと呼ばれる方法が行われることがあります。これについて、今までとは認識の異なる方法が話されていました。自分でも文献にアプローチしつつ、このような会で得られたことを大事にしていきたいと思います。
自分としては、歯科医師としての駆け出しの時期にこの歯内療法を集中して学んできました。その後、部分床義歯を通してかみ合わせや補綴のことを学んできました。最終的に患者さんのお口の中がどうなるかという補綴的な側面を考えつつ、やはり歯内療法を専門的に学んできたことを大事にこれからもアップデートしながら、その知識や技術をしっかり生かして行きたいと思います。
また、当時の同期が大変活躍されていることに刺激を受けました。これからは、自分からも発信して人の役に立つよう努めていきたいと思います。