オンラインでの歯内療法症例検討会に参加しました。
今回はdentinal defectがある歯根への歯根端切除についての論文や、逆根管窩洞充填の材料と予後についての論文の抄読に参加させていただき、難治性の瘻孔がある症例について見させていただきました。
また、歯周外科について、基本的なことから遊離歯肉や結合組織の移植についての講義もしていただきました。 研究に関係されている方のお話しを聞くのはとても刺激になりますし、自分の中でも少しずつ情報がアップデートされていきますので、そうすることで患者さんへの治療がより良くなればと思います。
稲川歯科医院では、コロナの状況下において、患者さん一人一人に対して以下のように対応しております。
・手指の消毒をお願いし、体温・体調の確認をしています。
・患者さん一人一人に使う器具の滅菌・消毒しています。
・スタッフはマスクやフェイスシールドを装備し、手指の清掃・消毒をしています。
・治療前に患者さんに含嗽剤によるうがいをお願いしています(お薬へのアレルギーがありましたらご相談ください)。
・診療中は口腔外バキュームを用いて飛沫や切削片を吸引しています。
・歯内療法においてはラバーダムシートを用いて診療しています。 歯科はむし歯や歯周病などの感染症に対して治療をするため、当院では元々患者さん一人一人に使う器具はしっかり滅菌
・消毒をしてきましたが、今はよりコロナウイルスを意識した対応項目を増やしています。
このようなコロナの状況が早く終息することを願いつつ、患者さんの歯やお口の診療を進められるように努めていきたいと思います。
昨年はあざみ野の稲川歯科医院の10周年を迎えることができました。
銀座時代からの患者さんや、地域の患者さん方に支えられてきました。また一人一人の方に勉強させていただきながら続けてくることができました。ありがとうございました。
昨年は歯科雑誌のクインテッセンス1月号に、歯内療法症例検討会で発言している時の写真を載せていただき光栄でした。ありがとうございました。
今年は、今まで続けてきました歯内療法や補綴治療を主に、歯周病治療や矯正治療、インプラントにも取り組みながら、皆様の全身の健康に目を向けつつお口の中の健康を保てるよう努めていきたいと思います。
昨年から続くコロナの影響はありますが、皆様にとってより一層素晴らしい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。 本年も宜しくお願い致します。
稲川歯科医院 院長 稲川英明