2016年10月16日
先日、歯科用顕微鏡の講習を甲府で受けてきました。
この講習を受けるために2-3年待ちましたが、今回は歯科用顕微鏡を直視で用いることを開発された秋山勝彦先生に、今回はミラーを用いた方法をメインに習ってきました。
ミラーテクニックは、根の治療や診査・診断などで必要な方法ですが、直視より難しいこと、またその分慎重さが要求されることがわかりました。
私は、根管治療(根の治療)だけでなく、コンポジットレジンというプラスチック性の詰め物を詰めるとき
や、被せ物や詰め物の土台を形成するとき、歯周病治療での歯石を除去するとき、もちろんチェックをするときにもよりしっかり確認しながら治療するために、多くの場面で顕微鏡を用います。
そして、今まで約10年間歯科用顕微鏡を使って治療をしてきましたが、より繊細に、より正確に治療するために、今後も修練を積んで、やり変えが少なく、より精密で長持ちする治療を行っていきたいと思います。
次回は直視についての講習があるそうなので、そちらも受講してみたいと思います。
2012年8月31日
6月20日は日本顎咬合学会に参加してきました。
インプラントに関しての講演を聞いてきましたが、
歯を全て失った場合も、天然の歯とインプラントを共存させる場合も
いろいろな方法があります。ですから、インプラント治療を行うときは
なるべく患者さんの希望にそった方法で、
専門家の協力も取り入れながら、患者さんが快適に使えるインプラント治療
を行っていきたいと思います。
また、インプラントに対しても天然の歯に対してもなるべく長く使っていけることを
期待して治療に臨みたいと思います。
そのとき大事なことはご自身でのホームケアと歯科医院での定期的な検査やメインテナンス(歯石除去やプラーク(歯やインプラントに付いた菌のかたまり)を除去したり、磨ききれてないところをご自身で磨けるように磨き方を練習したり、取りきれない汚れを歯科医院で除去したり、かみ合わせのチェック・修正をしたりと、患者さんごとにことなりますが)ですが、なるべく長くご自身の歯やインプラントで生活できるよう患者さんごとに合った道具を選んで、サポートしていきたいと思います。